【新刊】古屋 朋詩集『ひとつゆび』を刊行しました。

見開かれた瞳に映じる世界の明滅。
新鋭による第一詩集。
装幀=鈴木規子/カバー・口絵写真=manimanium


『ひとつゆび』
A5判・仮フランス装/84頁/定価:2200円+税

このとまらないゆれは
うまれるずっとまえからはじまっていると
どこかに書いてあったようにおもう
大きなゆれにたおれないよう
われないよう
あんしんかんを やすらぎを
かろうじて
ひとつのゆびで
おさえてゆくのだろう
(「ひとつゆび」より)

ぜひお近くの書店にてお手にとってみてください。
小社ホームページからもご購入いただけます。

【新刊】『眞鍋呉夫全句集』、近藤洋太著『眞鍋先生──詩人の生涯』を刊行しました。

眞鍋呉夫生誕100年を記念して『眞鍋呉夫全句集』、近藤洋太著『眞鍋先生──詩人の生涯』の二冊を刊行しました。


『眞鍋呉夫全句集』
A5判・スリーブ函入り/248頁/定価:2700円+税


『眞鍋先生──詩人の生涯』
四六判並製/256頁/定価:2200円+税

『眞鍋呉夫全句集』は生涯、師系を持たず、無結社を貫き、自らの生(エロス)と死(タナトス)を極限まで凝視しつづけた俳人・小説家、眞鍋呉夫の第一句集『花火』、第二句集『雪女』(藤村記念歴程賞、読売文学賞受賞)、第三句集『月魄』(蛇笏賞、日本一行詩大賞、鬣 TATEGAMI俳句賞受賞)から句集未収録作品までを集成した全句集です。

『眞鍋先生──詩人の生涯』は、43年にわたって眞鍋呉夫の謦咳に接した近藤洋太さんによる評伝です。戦時下、同人誌「こをろ」に集った若き文学者たちとの青春、「現在の会」への参加と共産党への入党、日本浪曼派の流れを汲む文芸誌「ポリタイア」への参加、戦争、戦後を通し「孤立においての連帯」を求めた詩人の生涯を描きます。

書籍内容の詳細については各詩集の紹介ページにてご確認いただけます。
ぜひお近くの書店にてお手にとってみてください。
小社ホームページからもご購入いただけます。

【新刊】栗原洋一詩集『岩船』を刊行しました。

1990年代に『吉田』『草庭』の二冊の歴史的な詩集を発表し、以後も世界に対しマージナルな位置で孤独に詩作を続けてきた詩人・栗原洋一の26年ぶりの新詩集がついに刊行。


栗原洋一詩集『岩船』
A5判並製/64頁/定価:2000円+税

「わが身はすでに/鈴虫の/うつせみの灰の身ならば/いまはただこのいつくしみの思いを/この枯野にしずめ/薄明の灰に帰らむ」(「鈴虫」より)

伊予風土記の逸文をモチーフに伊予松山の伝承や神話と詩人の「現在」が往還する長歌「岩船」とその反歌「櫂ノ歌」からなる表題詩篇「岩船」、広島への原爆投下という「歴史的惨事」に対峙する「宇品まで」「厳島」「創造者」など16篇の作品を収める。
栞=稲川方人/林 浩平

はるか遠い古語の文献(「源氏物語」等々)に響いているのはあくまでも「現世」に他ならない。「現世」こそが「常ならぬ世」の彼岸であることを、詩集『岩船』はわれわれに教えるだろう。(稲川方人)

ハイデッガーがその詩論で唱えたように、我々は生の実存的な不安に晒されるなかで、Da「現」の根源的な顕現である「開け」を経験するために詩を書くのである。栗原氏が郷土松山の歴史の裂目に身を差し入れて、歴史事象を題材として詩を書くことこそが、自らの生を「現存在」として掴みとろうとする、のっぴきならない営為ではないだろうか。(林 浩平)

白鳥央堂詩集『想像星座群』、多田陽一詩集『きみちゃんの湖』、田尻英秋詩集『こよりの星』を刊行しました。

白鳥央堂詩集『想像星座群』、多田陽一詩集『きみちゃんの湖』、田尻英秋詩集『こよりの星』の三冊の詩集を刊行しました。
書籍内容の詳細については各詩集の紹介ページにてご確認いただけます。
ぜひお近くの書店にてお手にとってみてください。
小社ホームページからもご購入いただけます。

『想像星座群』

『きみちゃんの湖』

『こよりの星』

6月22日(土)瀬戸夏子×吉田隼人 「早稲田から眺める現代短歌クロニクル 〜「早稲田短歌」「町」「率」から現在まで〜」開催決定!

瀬戸夏子×吉田隼人
早稲田から眺める現代短歌クロニクル
〜「早稲田短歌」「町」「率」から現在まで〜

詩歌関連の古本や注目を集める同人誌・ミニコミを幅広く取り揃える早稲田「古書ソオダ水」を会場に、『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』刊行記念イベント第3弾を開催します。
「早稲田短歌」「率」の会員・同人として瀬戸夏子さんとともに活動した吉田隼人さんをゲストに迎え、お二人に2000年代後半から現在までの大学短歌会と同人誌文化について語っていただきます。

日時:2019年6月22日(土) 18:00〜20:00(17:30開場)
会場:古書ソオダ水(東京都新宿区西早稲田1丁目6−3 筑波ビル2A)
会費:1000円(当日会場でのお支払いになります)
定員:20名
当イベントチケットのご予約・購入についての詳細は古書ソオダ水の下記サイトにてご確認ください。
古書ソオダ水
http://kosho-soda-sui.com/?mode=f2

プロフィール
瀬戸夏子(せと・なつこ)
1985年生まれ。2005年の春より作歌を始め、同年夏、早稲田短歌会に入会。その後2009年の創刊から2011年の解散まで同人誌「町」に参加し、現在「率」同人。著作に第一歌集『そのなかに心臓をつくって住みなさい』(私家版、2012年)、第二歌集『かわいい海とかわいくない海end.』(書肆侃侃房、2016年)。大学時代に創刊した同人誌『町』『率』に発表の評論を中心とした初の散文集『現実のクリストファー・ロビン』を今年刊行。

吉田隼人(よしだ・はやと)
1989年福島県生まれ。県立福島高校を経て早稲田大学文化構想学部卒。大学院文学研究科博士後期課程に在学。日本学術振興会特別研究員を経て、現在は早稲田大学文学学術院助手。専攻は20世紀フランス文学・思想および日本近現代思想。2013年に第59回角川短歌賞、2016年に現代歌人協会賞を受賞。著書に歌集『忘却のための試論』(書肆侃侃房、2015年)。

5月19日(日)『現実のクリストファー・ロビン』刊行記念イベント第二弾開催決定!

『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』刊行記念イベント第二弾を下記の通りに開催します。

「「愛」について語るときに「私たち」が語ること」『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』刊行記念

日時:5月19日(土) 15:00〜17:00(14:30開場)
会場:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F)
出演:瀬戸夏子(歌人)×ひらりさ(ライター・編集者)
入場料
■前売:1,500yen + 1 drink order
■当日店頭:2,000yen + 1 drink order

当イベントチケットのご予約・購入についての詳細は本屋B&Bの下記サイトにてご確認ください。
本屋B&B http://bookandbeer.com/event/2019519agenzituno/

イベント内容紹介
先鋭的な作品と評論により注目を集める歌人の瀬戸夏子さんの初の散文集『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』。

収録されたテキストの多くは、瀬戸さんが参加されていた同人誌や、ご自身で発行されていた個人誌、ネットプリントなどで発表されたもので、短歌の評論を中心としながらも、随所にBLやアニメ、漫画、アイドル、または文学フリマなどの同人文化への言及があり、それらは短歌評論集にとどまらない本書の大きな魅力となっています。

今回のトークイベントでは、平成元年生まれのオタク女性4人で結成された「劇団雌猫」メンバーで、『はじめての人のためのBLガイド』『オトコのカラダはキモチいい』などの編集をされ、アイドル中心短歌の歌会「明星(あけぼし)」にも参加されていた、ひらりさんをゲストに迎え、本書の紹介とともに、お二人のこれまでの同人やオタク活動を導入とした、BL、アニメ、漫画、アイドルなど、文芸とオタク文化をめぐる幅広いお話をしていただきます。

ぜひご来場ください。

出演者プロフィール
瀬戸夏子
1985年生まれ。2005年の春より作歌を始め、同年夏、早稲田短歌会に入会。その後2009年の創刊から2011年の解散まで同人誌「町」に参加し、現在「率」同人。著作に第一歌集『そのなかに心臓をつくって住みなさい』(私家版、2012年)、第二歌集『かわいい海とかわいくない海end.』(書肆侃侃房、2016年)。

ひらりさ
1989年東京生まれ。ライター・編集者。オタク女性4人によるサークル「劇団雌猫」で同人誌『悪友』シリーズを刊行。オタク女性の浪費事情をテーマにした『悪友Vol.1 浪費』はSNS等で反響を呼び、小学館より『浪費図鑑 悪友たちのないしょ話』として書籍刊行された。他編著に『だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査』(柏書房)、『一生楽しく浪費するためのお金の話』(イースト・プレス)など。


『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』

『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』を刊行しました。

『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』

『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』を刊行しました。
歌人・瀬戸夏子さんのエッセイ、評論、歌壇時評、日記、インタビュー、詩・小説作品等、10年近くにわたる活動が網羅された初の散文集です。
今週から順次書店に並びますので、ぜひお手にとってみてください。
小社HPからもご購入いただけます。

4/5(金)には紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペースにて『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』の刊行を記念して著者の瀬戸夏子さんと歌人の穂村弘さんによるトークイベントを開催します。
参加方法など詳細は紀伊國屋書店さんのHPにてご確認ください。

『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017』刊行記念トークイベント「瀬戸夏子という短歌史」

中尾太一詩集『ナウシカアの花の色と、〇七年(ゼロナナ)の風の束』第10回鮎川信夫賞受賞!

中尾太一さんの詩集『ナウシカアの花の色と、〇七年(ゼロナナ)の風の束』が第10回鮎川信夫賞を受賞しました。

かつて/世界概観バイシクルの車輪が回ると風が吹いていた、太陽の光を少しだけ信じていた虹の青は銀やんまの銀に溶け/突出したさいのうを風の中に送った、二、三、四人、の壊れたペダリングにうきうきした日から、詩がずっと若いよ(「ちからのオリジン、二〇〇七」より)

この機会にぜひお読みいただけますと幸いです。
お取り扱い書店は小社ホームページの書籍紹介のページにてご確認いただけます。
在庫のない場合には書店にてご注文ください。
小社ホームページのからもご購入いただけます。
http://shoshi-shigosen.co.jp/books/nausikaa07/


中尾太一詩集『ナウシカアの花の色と、〇七年(ゼロナナ)の風の束』

手塚敦史詩集『球体と落ち葉』を刊行しました。

『球体と落ち葉』

午後遅く、太陽の
取り分を与えられた手のひらが
触れた物質その生涯をかけて打ち込めるものへ

「ほんとうの対話ができるものにわたしはなりたい」

手塚敦史、第六詩集。

中島登詩子さんによる銀杏の葉と実の装画に覆われた仮フランス装の詩集です。
現在、お取り扱いいただいている主な書店は詩集紹介ページにて御確認いただけます。
また、小社ホームページからもご購入いただけます。

近藤洋太評論集『ペデルペスの足跡──日本近代詩史考』を刊行しました。

『ペデルペスの足跡──日本近代詩史考』

口語自由詩を切り開いた萩原朔太郎、西脇順三郎、宮澤賢治、中原中也、立原道造たち近代詩人が通った一様ではない進化の過程。
太平洋戦争に直面した三好達治、草野心平、伊東静雄たちの生の痕跡。
詩の実作者が辿る詩史論。

現在、お取り扱いいただいている主な書店は各紹介ページにて御確認いただけます。
また、小社ホームページからもご購入いただけます。