宮田直哉さんの詩集『ある風景』が第38回福田正夫賞を受賞しました。
けれども私は待ち望んでいるのかもしれなかった。
目の前の風景が白く永遠と広がってゆく中で、
かつて互いのまぶたの上をかすめていたほのかな明かりと、
互いに感じあっていた微かな体温とが、
忘れ去られ、忘れ果てることを。
(「ある愛の風景」より)
『ある風景』
A5変形・上製/96頁/2400円+税
宮田直哉さんの詩集『ある風景』が第38回福田正夫賞を受賞しました。
けれども私は待ち望んでいるのかもしれなかった。
目の前の風景が白く永遠と広がってゆく中で、
かつて互いのまぶたの上をかすめていたほのかな明かりと、
互いに感じあっていた微かな体温とが、
忘れ去られ、忘れ果てることを。
(「ある愛の風景」より)
『ある風景』
A5変形・上製/96頁/2400円+税