伊藤悠子さんの詩集『白い着物のこどもたち』が第31回丸山薫賞を受賞しました。
美しいと思った日々が/絵画のような遠くを散っている
(「草深百合」より)
思い出というものではない、遠い風景の中の懐かしい微笑みやさびしさ。
少女が乗るブランコのこすれる正確な音によって伝えられる生きる生活。
清澄な叙情を伝える25篇の詩。
『白い着物のこどもたち』
A5変形・上製/96頁/2200円+税
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中尾太一詩集『ナウシカアの花の色と、〇七年(ゼロナナ)の風の束』第10回鮎川信夫賞受賞!
中尾太一さんの詩集『ナウシカアの花の色と、〇七年(ゼロナナ)の風の束』が第10回鮎川信夫賞を受賞しました。
かつて/世界概観バイシクルの車輪が回ると風が吹いていた、太陽の光を少しだけ信じていた虹の青は銀やんまの銀に溶け/突出したさいのうを風の中に送った、二、三、四人、の壊れたペダリングにうきうきした日から、詩がずっと若いよ(「ちからのオリジン、二〇〇七」より)
この機会にぜひお読みいただけますと幸いです。
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中尾太一詩集『ナウシカアの花の色と、〇七年(ゼロナナ)の風の束』