【新刊】沢田敏子詩集『祝祭の種』を刊行しました。


『祝祭の種』
A5変形・上製/108頁/2200円+税

大道芸人の家族は国境を越えられただろうか
祝祭の種は運ばれただろうか

この時代に、言葉を携えて生き延びるための、祈りにも似た20篇の詩。
沢田敏子、第9詩集。
装幀=清岡秀哉

地軸は もういなくなったひとたちの重さで
ぎ・し・り と いちにちを回転させる

いなくなった ひとよ
だから ずっと いてください
(「火夫と麵麭屋」より)