眞鍋呉夫生誕100年を記念して『眞鍋呉夫全句集』、近藤洋太著『眞鍋先生──詩人の生涯』の二冊を刊行しました。
『眞鍋呉夫全句集』
A5判・スリーブ函入り/248頁/定価:2700円+税
『眞鍋先生──詩人の生涯』
四六判並製/256頁/定価:2200円+税
『眞鍋呉夫全句集』は生涯、師系を持たず、無結社を貫き、自らの生(エロス)と死(タナトス)を極限まで凝視しつづけた俳人・小説家、眞鍋呉夫の第一句集『花火』、第二句集『雪女』(藤村記念歴程賞、読売文学賞受賞)、第三句集『月魄』(蛇笏賞、日本一行詩大賞、鬣 TATEGAMI俳句賞受賞)から句集未収録作品までを集成した全句集です。
『眞鍋先生──詩人の生涯』は、43年にわたって眞鍋呉夫の謦咳に接した近藤洋太さんによる評伝です。戦時下、同人誌「こをろ」に集った若き文学者たちとの青春、「現在の会」への参加と共産党への入党、日本浪曼派の流れを汲む文芸誌「ポリタイア」への参加、戦争、戦後を通し「孤立においての連帯」を求めた詩人の生涯を描きます。
書籍内容の詳細については各詩集の紹介ページにてご確認いただけます。
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