2月23日(木)絓秀実時評集『タイム・スリップの断崖で 2004─2016』刊行記念トークイベント開催

2月23日(木) 絓秀実時評集『タイム・スリップの断崖で 2004─2016』刊行記念トークイベントを下記の通りに開催いたします。


『タイム・スリップの断崖で』

日時:2月23日(木)19:15開演/19:00開場
会場:紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
定員:50名
会費:500円
参加方法:2月6日(月)午前10時より、お電話にてご予約を受付いたします。(先着50名様)
ご予約電話番号:03-3354-5703
新宿本店3階売場直通(10:00~21:00)

※詳細は紀伊國屋書店イベント特集ページよりご確認ください。

イベント内容紹介
文芸評論家・絓秀実氏の最新刊『タイム・スリップの断崖で』は、2004年の小泉政権下のイラク邦人人質事件から2015年の安保法案通過まで十年余りの社会・政治状況をアクチュアルに論じた時評集です。
その刊行を記念して、「共和制という問いの不在──2004〜2016年の思想と運動をめぐって」と題したトークイベントを開催いたします。
ゲストには、フランス文学・思想の研究者であると同時に、アクティヴィストとして70年代から様々な運動に携わってきた鵜飼哲氏をお迎えし、同書で俎上にあげられた出来事とその帰結、現在の社会・思想状況について議論を交わしていただこうと思います。

登壇者紹介
絓 秀実(すが・ひでみ)
1949年生まれ。文芸評論家。著書に『革命的な、あまりに革命的な〜「1968年の革命」史論』、『JUNKの逆襲』、『吉本隆明の時代』(共に作品社)、『1968年』、『反原発の思想史 冷戦からフクシマまで』(共に筑摩書房)、『天皇制の隠語(ジャーゴン)』(航思社)ほか多数。

鵜飼 哲(うかい・さとし)
1955年生まれ。フランス文学・思想研究者。京都大学大学院文学研究科修士。パリ第8大学に留学しジャック・デリダに師事。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授。著書に『償いのアルケオロジー』(河出書房新社、1997)、『抵抗への招待』(みすず書房、1997)、『応答する力──来るべき言葉たちへ』(青土社、2003)、『主権のかなたで』(岩波書店、 2008)、『ジャッキー・デリダの墓』(みすず書房、2014)ほか。訳書にジャン・ジュネ『恋する虜』(共訳、人文書院、1994)、ジャック・デリダ『他の岬──ヨーロッパと民主主義』(共訳、みすず書房、1993)、『友愛のポリティックス』(共訳、みすず書房、2003)、『ならず者たち』(共訳、みすず書房、 2009)、『動物を追う、ゆえに私は〈動物で〉ある』(マリ=ルイーズ・マレ編、筑摩書房、2014)ほか多数。