5月21日(土)、「『子午線 原理・形態・批評』vol.4刊行&創刊3周年記念トークイベント──「総力戦」の時代における文学・批評・政治」を下記の通りに開催いたします!!
日時:5月21日(土)15:00開演/14:45開場
会場:紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
登壇者:絓秀実×稲川方人×中島一夫×石川義正
会費:1000円
参加方法:5月1日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店店頭またはお電話にてご予約を受付いたします。(先着45名様)
ご予約電話番号:03-3354-5702
新宿本店2階売場直通(10:00~21:00)
※詳細は紀伊國屋書店イベント特集ページよりご確認ください。
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20160426100059.html
イベント内容紹介
2013年に創刊された雑誌『子午線 原理・形態・批評』。第四号の刊行と三周年の記念イベントとして、「「総力戦」の時代における文学・批評・政治」と題したトークイベントを開催いたします。四号から「帝国主義の尖兵──文学・転向・擬制」の連載を開始された文芸批評家の中島一夫氏、近著『天皇制の隠語(ジャーゴン)』にて戦前の文芸批評から現在の市民運動までを貫く「天皇制」の問題に切り込んだ文芸評論家・絓秀実氏、四号にロング・インタビュー掲載の詩人・稲川方人氏、「総力戦」の時代の代表=表象を論じた初の著書『錯乱の日本文学』が刊行されたばかりの「子午線」同人・石川義正氏の四氏に、2016年現在の文学・批評・政治をめぐって存分に語っていただきます。
登壇者紹介
絓 秀実(すが・ひでみ)
1949年生まれ。文芸評論家。著書に『革命的な、あまりに革命的な〜「1968年の革命」史論』、『JUNKの逆襲』、『吉本隆明の時代』(共に作品社)、『1968年』、『反原発の思想史 冷戦からフクシマまで』(共に筑摩書房)、『天皇制の隠語(ジャーゴン)』(航思社)ほか多数。
稲川方人(いながわ・まさと)
1949年生まれ。詩人、映画評論家。著書に詩集『償われし者の伝記のために』(書紀書林)、『2000光年のコノテーション』(思潮社・現代花椿賞)、『聖-歌章』(07年、思潮社・高見順賞)、『形式は反動の階級に属している』(書肆子午線)、散文集『詩と、人間の同意』(思潮社)ほか。『子午線』Vol.4にロングインタビュー掲載。
中島一夫(なかじま・かずお)
1968年生まれ。文芸評論家。2000年に「媒介と責任──石原吉郎のコミュニズム」で新潮新人文学賞受賞。2014年の一年間『週刊読書人』にて論壇時評を執筆。著書に『収容所文学論』(論創社)。『子午線』Vol.4より「帝国主義の尖兵――文学・転向・擬制」を連載開始。
石川義正(いしかわ・よしまさ)
1966 年生まれ。文芸評論家。『子午線 原理・形態・批評』同人。『文學界』(文藝春秋)にて「新人小説月評」を担当中。初の著書『錯乱の日本文学 建築/小説をめざして』(航思社)を刊行。