子午線 原理・形態・批評 Vol.4

定価:2000円+税
判型:B5変型
ページ数:288
ISBN:978-4-908568-02-2

書籍の説明

目次

連載開始
中島一夫 帝国主義の尖兵──文学・転向・擬制 1
     復讐の文学──プロレタリア文学者、中村光夫

インタビュー
稲川方人 抒情詩の「主体」は個人史/物語にいかに拮抗するのか
古賀忠昭病床日記 解題 稲川方人

批評
吉川浩満 フロイト革命の帰趨──合理性のマトリックスとロボットの戦い
木藤亮太 柳田國男論──柳田國男とクロポトキン(上)
石川義正 「新国立競技場問題」をめぐる二つのフィクション──市民社会と天皇制
長濱一眞 「戦後 70 年」の国民──シングル・イシュー運動を越えるための覚え書
大澤 南  戦後詩にこたえる三好達治──萩原朔太郎の「切りすて」について


中尾太一 いつも同じ月の下で
太田 潤  無題の犬
薄井 灌  汎水論
安川奈緒 揶揄子ゴールデン
     Narrateur et Narratrice
     final
     Depression
     Noz、omi Zuperexpress
     IMITATION OF LIFE(version Unheimlich)
     敗戦
     Inaugural