書籍の説明
朽ちることなく語り継がれる中原中也の像に
いままた新たな声を寄せる。
中也の言葉の魅力を伝える批評、旧論への補遺となる論考、ゆかりの地を訪れた時の思いを綴るエッセイ、中也を描いた映画の評論を収めた第二評論集。
私の中原中也愛読歴も半世紀を超えた。二〇一三(平成二十五)年の、四十年かかった『中原中也のながれに 小石ばかりの、河原があって、』 (思潮社) 刊行から早くも十年以上が経ってしまったが、いつも傍らにあり、生の節々に奥処より湧き上がる中原の言葉は、変わることなく私の中に横たわり支えとなっている。
(「エピローグ」より)
著者プロフィール
陶原 葵(とうはら・あおい)
大阪に生まれ、東京で育つ。
日本女子大学、同大学院修了。
詩集
『リターン』(ふらんす堂、1999年)
『明石、時、』(思潮社、2010年)
『帰、去来』(思潮社、2017年)
評論集
『中原中也のながれに 小石ばかりの、河原があって、』(思潮社、2013年)
目次
プロローグ
一 詩語の奥処(おくが)へ
Ⅰ「Dada的」について
Ⅱ「除夜の鐘」「悲しき朝」、詩碑のことなど
Ⅲ「春の夜」「蕃紅花色(さふらんいろ)」補遺
二 伊東静雄における中原中也の受容
三 晩年の作 ──フランス語学習
四 名前について ──金沢
五 幼き日のユートピア ──広島
六 ながれのさきに
七 極限に佇って湧きあがる言葉 ──倉橋健──『中原中也──その重きメルヘン』
八 「ゆきてかへらぬ」四十年後の光明 ──田中陽造脚本・根岸吉太郎監督
エピローグ
一 詩語の奥処(おくが)へ
Ⅰ「Dada的」について
Ⅱ「除夜の鐘」「悲しき朝」、詩碑のことなど
Ⅲ「春の夜」「蕃紅花色(さふらんいろ)」補遺
二 伊東静雄における中原中也の受容
三 晩年の作 ──フランス語学習
四 名前について ──金沢
五 幼き日のユートピア ──広島
六 ながれのさきに
七 極限に佇って湧きあがる言葉 ──倉橋健──『中原中也──その重きメルヘン』
八 「ゆきてかへらぬ」四十年後の光明 ──田中陽造脚本・根岸吉太郎監督
エピローグ