【近刊】増田秀哉詩集 遺棄されたものたちのドローイング

著者:増田秀哉
定価:2400円+税
判型:A5変形
ページ数:116
ISBN:978-4-908568-50-3

※必要事項を記入して下さい。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

郵便番号

都道府県

市区町村・番地

建物名・お部屋番号

お電話番号

ご希望冊数
  

特記事項

書籍の説明

社会によって遺棄された汚点、擦れた絵の具、折れた鉛筆の芯、チャコールの屑。線にもなりきれず、ただ不快として投げられた痕跡。その粗野のなかに潜む慎重な粗暴さ、あるいは、投げやりな囁き声をどうか聴き取ってほしい。
強烈な印象をもたらした第一詩集『零時のラッパをぶっ放せ』から8年、第二詩集ついに刊行!
装幀=清岡秀哉

春はリハーサルで終わった、夏はバーモントが攻めてくるだろう、痣だらけの部屋がソフトフォーカスに燃える、寝癖がますますひどくて、さよなら、時候の挨拶よ、「深夜のカフェインから始まるぼくらの蜂起」のために、茎燃ゆ、茎燃ゆ、ってはしゃぐなよ、隙間という隙間に錯乱を産み付けて、これはチャンスなんだろ、目脂が青く発光するのはチャンスなんだろ(「ビジョンメガネ」より)

著者プロフィール
増田秀哉(ますだ・しゅうや)
1987年大阪府生まれ。
詩集に『零時のラッパをぶっ放せ』(七月堂、2017年)。

目次

ダブルシャイン
キョンシー
Sturgeon
slaughtered birds
新小岩のバラード
wanna be a kitchen drinker
虚のレッスン
逆区
踊るピンストライプ
ドライブスルー
a gallon of doom
hopeless shuttle run
ケイドロケイドロ
薬局に降る雪
ビジョンメガネ
No.7
ビバホーム
TWICE
ワタシハヒトバラシダ
遺棄されたものたちのドローイング