子午線 原理・形態・批評 Vol.3

定価:1500円+税
判型:B5変型
ページ数:172
ISBN:978-4-9907096-0-0

書籍の説明

目次

インタビュー
金井美恵子 書くことより読むほうがずっとむずかしい
往復書簡 野田康文×金井美恵子
花咲政之輔 私を裏切った人たちの群れと歩く

批評
小泉義之 1969年の大江健三郎
長濱一眞 「文学」まで 日本近代文学の開祖 小林秀雄
石川義正 錯乱する記号のために
大澤 南 えせ詩人は、死の灰を温潤地帯から掘り出して言う、「これを新しい燃料にして、えせ詩を書けえ」、そして、「えいくそ」、とクソ詩を書く。――いわゆる「震災詩」について


江代 充 鳩の呼称
林 美脉子 秋の河口 ナソリ 雪昏 密告 陰刻のおんおんおん 死の罠
森本孝徳 探湯kuga-tachi
照井知二 甲子 横銅 巡礼 風倉山 鷲の巣小学校
高橋正英 誕生譚(抄)